【DIY】ドアベルトモールディング(水切りゴム)の交換方法を解説 カローラフィールダー編
年数の経った車のサイドガラスのゴムって劣化してきますよね。
このゴムの正式名称はドアベルトモールディングといいます。
今回はこのドアベルトモールディングの交換方法を解説したいと思います。
※今回紹介する方法は整備マニュアルに記載されている方法ではありません。施行時は自己責任にてお願いします。
対象車はカローラフィールダーNZE141G 13年前の車です。
まずは部品の調達から。
おなじみトヨペットへ。
純正パーツならディーラーにて購入ができます。
パーツを買いに来ただけなのに毎回ドリンクとお菓子を出してくれます(笑)
品番が分からなくても車を持ち込み、スタッフの方にドアベルトモールディングを指差して
「この部品下さい!!」
と言えば注文ができます。
こんな感じで部品がもらえます。
想像以上にでかくて笑えます(笑)
価格は税込み3229円でした。(右フロントのみ)
今回の作業のポイントは、上画像のパーツ右辺りにあるツメです。
このツメを無視して無理やり引っこ抜くと、ドアの中でツメが折れてしまいます。
ツメを押すと折れ曲がり上手くドアベルトモールディングを車両から外すことができます。
この構造を想像しながら作業を行えば大丈夫です。
それでは早速作業を開始します!!
まずは窓を開け、傷防止のマスキングテープを貼ります。
このマスキングテープは100均にて手に入ります。
セリアにて108円也。
本来ならばモールディングリムーバーという取り外し専用の工具があるようですが、そんな物は買う気がありません(笑)
内張り剥がしで代用できるだろうと思っていたのですが、家のどこを探しても内張り剥がしが見つからない(汗)
他に何かで代用できないかと探していると良さげなもの発見!!
バターナイフ!!たぶんこれも100均(笑)
先端のカーブがいい仕事をしてくれそうです。
本来ならばプラスチック製が傷防止の為いいのですが、今回はやわらかい布を巻いてバターナイフでやっちゃいます!!
良い子は真似しちゃダメだぞ!!
新品のドアモールディングを上から合わせツメの位置を確認します。
だいたい赤丸の位置にツメがあることが想像できますので、そこめがけてバターナイフを差し込みます。
ツメが折れ曲がる「カチッ」という音がしたら赤矢印方向へ押し上げます。
こんな感じでツメを外に出します。
あとは左斜め方向に引き抜けば取り外し作業は完了です。
取り外してこんな感じに。
長年の汚れを掃除し、購入したドアモールディングを取り付けします。
フロント側の先端を赤丸の穴に奥まで差し込みます。
リア側に隙間が開くため、隙間が塞がる位置に後部を調節します。
位置を合わせたら、上からドアベルトモールディングを押し込みます。
ツメが入る「カチッ」という音がしたら全体的に上から圧迫し、ドアの開け閉めの確認をしたら完了です。
やっぱ新品はいいですね。
今回の作業時間は約10分程でした。
ディーラーにお願いすると大体1万円以上(フロント片側のみ)の見積もりを出されましたので、作業料は約7千円くらいでしょうか。
この工賃が高いのには理由があります。
始めにも言いましたが、今回の交換方法は正規のやり方ではありません。
本来はドアの内張りを外し、サイドミラーを外してドアの裏側からドアベルトモールディングを取り外すという方法で施行するようです。
そのため時間もかかり、工賃も高くなります。
ただ、今回の方法でも交換は問題なく行うことはできましたし、不具合も一切ありません。
しかも超簡単!!
みなさん是非チャレンジしてみて下さいね。
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