【DIY】3Mの使いやすさがヤバい!!ヘッドライトコーティングでジャンク品を再生させてみた
今回はたまたまジャンク品ヘッドライトが格安で手に入ったのでコイツを完全復活させてみようと思います。
購入した商品はこちら(^^)/
30プリウスの左側ヘッドライトですが、かなりダメージが酷いですね(;’∀’)
クリアコートが中途半端に剥がれ無残な姿となっております。
落札価格2000円也(笑)
こんなヘッドライトでも手間をかければ数万円するショップの作業並みにキレイに復活する事ができます(^^)/
それでは早速作業開始です(^^♪
まずは基本中の基本!
全体を水で洗います。
バルブの挿入口に水が入ると厄介ですので養生テープなどで蓋をしてから施工して下さい。
水洗いでは落としきれない隙間の汚れは、歯ブラシなどで洗剤を付けて擦ります。
一通り洗浄できたらしばらく自然乾燥させます。
これはレンズ部とヘッドライト本体の堺です。
コーキングにヒビ割れが発生しているのがお分かりでしょうか?
古いヘッドライトあるあるですが、この隙間から雨が内部に侵入しヘッドライト内側を曇らせます。
それを未然に防ぐためにコーキングを施工します。
コーキングガンを使いシリコンを流し込みます。
適当なヘラを使ってムラが出ないように隙間を埋めていきます。
ゆっくりマスキングテープを外せばコーキング完成です。
もし今後ヘッドライトの殻割りでレンズを剥離する予定のある方は、ヘッドライト専用のコーキング剤をご使用下さい。
シリコンコーキングでは熱剥離が出来なくなってしまいます。
コーキング剤が完全硬化するには24時間以上必要です。
風通しのよい日の当たらない場所で静かに保管して下さい。
コーキング剤が完全硬化したらいよいよレンズ磨きです。
レンズの研磨にはこの商品がお勧めです。
400番~3000番までの計6種類の耐水ペーパーが入っています。
レンズの状態で開始番手を変えて下さい。
もちろん私は一番荒い400番からスタートです。
大量の水を含ませて研磨して下さい。
磨き始めは黄色い液が出ますが、どんどん白い液へと変わります。
下地処理は大切です。
磨き残しが無いよう全体的に力を入れて磨いて下さい。
レンズが全体的に白く濁った色になったら耐水ペーパーを1000番へ変えます。
同じ要領でたくさんの水を含ませてながら全体的にレンズを研磨していきます。
少しレンズの白みが取れてきましたね(^^♪
400→1000→1500→2000→3000と番手を上げていきます。
3000番を使う時にはかなりレンズの透明度が上がっています。
水をかけた状態でレンズが透明状態になれば磨き作業は終了です。
日の当たらない場所で自然乾燥させます。
もし磨き残しがあれば迷わず粗目の耐水ペーパーにて磨き直して下さい。
この作業を怠ると良い作品はできません(/ω\)
ここからはレンズ部には素手で触らないようにして下さい。
手の油分がレンズに付くとこの後の作業に影響が出ます(;’∀’)
完全に乾燥させるとまだ少しレンズが白くなっていますがこの状態で大丈夫です。
よく液体コンパウンドでピカピカにされる方がいますが、そこまで磨くとコーティングの足つきが悪くなります。
レンズ表面に細かい傷がある状態がベストです。
以前 私はよくこの状態でウレタンスプレーを吹きかけコーティングしておりましたが、今回は3Mのヘッドライト専用のコーティングを施工してみようかと思います。
商品はこちら
こちらは3000番の研磨用のペーパーが付属しているものです
こちらはコーティング剤のみ入っているタイプです。
私は耐水ペーパーでしっかり下地を作りたい派ですのでコーティング剤のみを購入しました。
外で施工される方は風のない日を選んで下さい。
ホコリは天敵です(/ω\)
コーティング施工直前にエアスプレーでレンズを吹くとよりキレイに仕上がります。
袋の中にはウエットティッシュのようなシートが1枚入っています。
広げずに液ダレ防止のため弱い力で上部から順番に1/2~1/4重ね塗りを意識して塗り進みます。
必ず手袋はして作業してくださいね!
コーティング施工前後では雲泥の差ですね(^^♪
こんなにキレイになると嬉しくなりますね(*’▽’)
最後まで塗れたら10分以上乾燥させます。
今回はヘッドライト1個で施工しておりますが、本来ならばこの1枚のシートでヘッドライト2個塗れます。
1つのシートで1台分の容量があります。
10分以上乾燥できたらコーティング2回目です。
2枚目を開封します。
1回目と同じ要領で1/2~1/4程重ね塗りを意識して施工します。
キレイになりましたね(*’▽’)
あとは1時間以上風通しの良い日が当たらない場所で乾燥させます。
もちろんホコリが舞わない場所を選んで下さい!
完全に硬化するまでレンズに触ったり水に濡らしたりしたら絶対にダメですよ!
ジャンク品が生まれ変わりました(*’▽’)
これショップでお願いすれば数万円の作業代が発生します。
DIYって素晴らしいですね(^^♪
ちなみにですが画像右が今回の3Mコーティング、左がウレタンスプレーコーティングしたヘッドライトです。
ほとんど違いはありませんが、若干3Mの方がキレイに仕上がっています。
左のウレタンスプレーの方は少しゆず肌になっているのがお分かりでしょうか?
スプレーで吹きかけるのか、塗るのかの違いですが扱いやすさは断然に3Mですね(*’▽’)
ヘッドライトさえ取り外せれば室内で出来るので天気や風を気にせずできます(^^♪
ヘッドライトライトの取り外し方はこちらの記事を参考にして下さい。
ただコーティングの厚みはウレタンスプレーが強い印象です。
運転席側がウレタンスプレー、助手席側が3Mコーティングです。
耐久性の比較はまたブログにて報告させて頂きます。
今回の作業は以上です。
最後までありがとうございました!(^^)/