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【DIY】CVTF(ATF)交換方法 LA600Sタントカスタム編

2022/03/03
 
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1983年生まれ A型 2児のパパです。 10代から趣味で車の整備を始め、コツコツと独学で知識を増やしております(^^) 私の経験が皆様のCarライフの参考になればと思い、このブログを立ち上げました。 なかなかペースが上がりませんが、少しずつ更新していきます。 応援よろしくお願い致します。 DMやコメントお待ちしております(^^)/ ブログ内でご不明な点がございましたらお気軽にメッセージ頂ければと思います。 全力でアドバイスさせて頂きます(^^ゞ コメントはブログの最終ページ、DMはホーム内の「お問い合わせ」からお願します。

今回はCVTフルード(オートマオイル)の交換方法を解説します。

簡単に言うとギア(オートマチック)のオイル交換です。

CVTFの交換というと少し難度が高いように思われがちですが、決して難しくはありませんので是非挑戦してみて下さい(^^♪

交換する車両はダイハツ タントカスタムLA600Sです。

取説の交換目安は5万Kmごととなっています。

まずはオイルを抜く場所の確認です。

オイルパンの場所は助手席側です。

運転席側はエンジンオイルですので注意して下さい。

この黒い鉄板がCVTのオイルパンです。

赤矢印の先端がドレンボルトでコレを緩めるとCVTオイルが排出されます。

続いてCVTFを入れる場所の確認をします。

ボンネットを開けてバッテリーの前辺りを覗き込んでください。

この赤い金具がCVTFのレベルゲージです。

このレベルゲージが刺さっている穴からオイルを入れます。

レベルゲージを引き抜くと先端でオイルの量が分かります。

エンジンが冷えている状態では通常C両端の穴間にオイルが付着します。

暖機状態であればHの穴間となります。

ここで注意して頂きたいのですが、絶対にホコリやゴミをCVTFの中へ入れないで下さい!!

レベルゲージのオイルを拭き取る際も毛羽立ちが多い布で拭き取るのは危険です。

ビニール手袋などで指で拭き取るのが良いみたいですが、私は赤ちゃん用のガーゼでやっております。

 結局ゴミが入らなければOKです(^^♪

それでは早速作業を開始します!!

まずは作業スペースを確保します。

カースロープは無くてもできますが、何かと便利ですので1個持っておくと良いかと思います。

 私の使用している物はコレです。

14mmのメガネレンチでドレンボルトを開けると勢いよくCVTフルードが出てきます。

 私は自宅のコンクリートは汚したくない派ですので息子のオムツ交換シートを2枚程拝借しました(笑)

 廃油受けはこれが便利です。

価格は高くありませんので是非購入がお勧めです。

一目で廃油量が確認できます。

ピッタリ2L抜けました。

カースロープを使わない場合は2.5L程抜けるかと思います。

ターボ車の場合全量は約5.8Lですので半量も抜けておりませんがこんなもんです(*’▽’)

 廃油はオイル処理BOXが便利です。

燃えるゴミとして捨てることができます。※自治体によります。

オイルパンにドレンパッキンが付いている事がありますので取り除いて下さい。

もちろんですがドレンパッキンは新品へ交換して下さい!!

ドレンパッキンはボルトを締め込んで潰すことでシーリングしています。

潰れた物では上手くシーリングができない可能性があります。

CVTを壊すリスクを負って再利用する価格ではありませんので是非ご購入下さい。

 今回は銅製の物を使ってみました。(通常はアルミ製)

理由は安かったからです(笑)

特にこだわりが無ければこんなので十分かと思います。

ドレンパッキンの新旧の比較です。

やはり少し変形しておりました。

ドレンボルトをパーツクリーナーで洗浄し、パッキンを取り付けます。

ここで必ずボルトとオイルパンのネジ溝に破損、ゴミの詰まりが無いかを確認して下さい。

ゴミの詰まりなどがあるとネジ溝の破損に繋がり、最悪オイルパンの交換となってしまいます(;’∀’)


 パーツクリーナーはプラスチックが対応な物がお勧めです。

金属専用の物に比べ洗浄力は落ちますが、車のどこにオイルが付着するか分かりません。

気兼ねなく何処にでも使えるものが良いかと思います。

清掃が終わったらボルトを締込みます。

ボルトは締めすぎ注意です!!

トルクレンチを使う方法もありますが、私は少し緩めでも十分かと思っております。

メガネレンチで締め込んでいき、ドレンパッキンが潰れていく感覚があったらそれ以上は締めません。

締めすぎはオイルパンの破損に繋がりますので注意して下さい。

続いてCVTフルードを入れていきます。

 今回使用したオイルはダイハツ純正のアミックスCVTフルードDFEです。

CVTは繊細です。

上記の純正品を使う事を強くお勧めします!!

整備書にはDFEまたはDCとありますが、この違いに関しては別の機会にてブログに書きたいと思います。

オイルを注入するには専用のツールが必要です。


 今回使用したものはアストロプロダクツのオイルファンネルです。

アストロプロダクツの工具は価格も安く使い勝手が良いのですが、このホースの畳み方はどうなのかと(;’∀’)

まぁ使えなくはないので良いのですが(-_-;)

オイルファンネルを組み立て、CVTのオイルゲージの穴にホースを差し込みます。

サイズはピッタリです(^^♪

イイ感じに納まりました。

抜いた量と同量のオイルを注入します。

毎回思いますが、ホント綺麗な赤色ですね(^^♪

ずっと見ていられます。変態でしょうか?(;’∀’)

今回は100均の軽量カップを使用して少しこぼしました(-_-;)

 値段も高くありませんので専用の物が無難ですね(;’∀’)

オイルが入れ終わったらオイルファンネルを外し、レベルゲージでオイル量を確認します。

イイ感じです(^^♪

オイルゲージを戻しエンジンをかけ暖機させます。

ラジエターのファンが回り始めたら暖機完了です。

暖機をしている間に各ギアにオイルを回します。

上から順にPからBまで各ギアに入れ10秒ほどホールドします。

同じ手順でBからPまでギアを入れていきます。

ここでカースロープから車両を降ろします。

ピンぼけですみません(;^ω^)

暖機が終わったら再度レベルゲージでオイル量を確認します。

H穴間にオイルが付着していればOKです。

最後にドレンボルトからオイル滲みがない事を確認して、パーツクリーナーで清掃して作業は終わりです。

これは廃油です。

あの惚れるような純粋な透き通った赤色はどこへやら( ;∀;)

私の可愛い娘も年月が経てばどす黒くなるのでしょうか(-_-;)

子育てがんばろ!!!!(笑)

冗談は置いといて、今回は全量5.8Lに対して2.0Lの交換でした。

ここでもう2回程同じ作業を繰り返したくなりますが、ここは我慢です。

今回のような下から抜いて上から入れる方法でCVTFを全量交換しようとすると、ギアに不具合がおこる可能性があります。

特に長期CVTオイル無交換の車両は要注意です!

※車屋にあるオイルチェンジャーで圧送するものは全量交換は可能です。

私的には1年に1回もしくは車検の度に2L程の交換で問題ないかと思っております。

ゴミさえ入れなければ作業は比較的簡単な部類かと思いますので是非挑戦してみて下さいね(^^♪

それでは今回も最後までありがとうございました。

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