ヘッドライト内側に水滴発生!?雨漏りの修理方法 30プリウス
洗車機通過後ヘッドライト内側に大量の水滴が発生!!
今回はヘッドライト内側水漏れの修理します。
次の車検で11年目を迎える我が家の30プリウスですが、やはり10年を超えてくると色々と不具合が出てきますね(汗)
雨漏りの原因にはバルブ挿入口の可能性もありますが、洗車後のこの漏れ方と車の年式から考えて、ヘッドライトレンズ接地部のコーキング経年劣化が原因と思われます。
それでは早速フロントバンパーを外します!!
バンパーは意外に簡単に外すことができます。
落ち着いてやれば大丈夫です。
この動画が分かりやすいかと思います。
今回はヘッドライトを外すことが目的なため、ウインカーのコネクターは外さなくても大丈夫です。
バンパー傷防止のため、必ず下にレジャーシート等を敷いて作業してください。
ヘッドライトを外していきます。
赤丸3個所のネジを外します。
ここからが重要ポイントです!!
外したネジの部分、ヘッドライト固定ステーを内張剥がし等で軽く浮かせます。
ヘッドライトの先端部(青色の内張剥がし先端)は画像の様に固定されています。
この固定ステーは内側(下側)にツメで引っ掛けてあるため、マイナスドライバーでツメを浮かせます。
こんな感じでマイナスドライバーを入れ込み、ヘッドライトを自分の顔辺りへ引っ張れば勢いよく外れます。
外れたら裏のバルブのコネクタ類を外します。
ラジオペンチなどで無理に外そうとするとコネクターが割れるため、専用の工具がお勧めです。
特に古い車はコネクター類が硬化して外しづらくなっていることがあります。
無傷で外せました。
ホント中古のヘッドライトはよく固定ステーが折れています。
無理やり外そうとはせず、ゆっくりと確実に作業を行ってください。
続いてヘッドライト内側を乾燥させます。
バルブを外し、ドライヤーをバルブの穴へ当てます。
地味に時間がかかりかかります…
乾燥するまでに40~50分ほどかかりました(汗)
続いてレンズ接地面にコーキングをしていきます。
シリコーンシーラントをコーキングガンへセットします。
色はクリアが無難ですね。
レンズとヘッドライト本体の境界部へコーキング剤を塗っていきます。
コーキング不良による雨漏りの原因のほとんどはヘッドライトの上部ですが、せっかくですので下部へもコーキング剤を詰めておきました。
適当なヘラでコーキング剤を隙間に入れ込みます。
最後にノンアルコールのウエットティッシュで、はみ出たシリコンをふき取ります。
アルコールが含まれた物は使用しないでください。
劣化、変色の原因となります。
より丁寧に施工したい方はヘッドライトコーティングでジャンク品を再生させてみたの記事を参考にマスキングテープを併用させて施工するとよりキレイに仕上がります(^^)/
コーキング剤の表面が硬化するには1時間ほどかかるため、待ち時間にもう片方のヘッドライトもコーキングしておきました。
コーキング剤も使い切れないですし、いつかはもう片側も漏れますので一緒に施工するのがお勧めです。
コーキング剤が乾いたら逆の手順で組付けて終了です。
※コーキング剤の表面が硬化するのは1時間程ですが、完全に硬化するのは24時間かかります。それまでは雨などに濡れないように注意して下さい。
さて、ドキドキの洗車タイムです!!※洗車したのはコーキング施工3日後です。
結果は….
ヘッドライトが汚くて若干分かりづらいですが、しっかりとコーキングできております。
水漏れは発生しておりません。
古い車にヘッドライトの水漏れは付き物です。
自分でやれば1000円以下の材料で修理できますので、同症状でお困りの方は是非チャレンジしてみて下さい!!
それでは今回も最後までお付き合いありがとうございました(^^♪
後日談
この後まさかの反対側(運転席側)のヘッドライトが雨漏りしました( ;∀;)
原因はアレですね…もちろん修理します!!
Comment
かなり参考にさせていただきました。
ありがとうございました。
通りすがり様
私の記事がお役に立てたようで光栄です。
これからも皆様のカーライフにご参考にして頂けるように精進して参ります。
コメントありがとうございました。