【DIY】LA600Sタイロッドエンドブーツ交換方法タントカスタム編
今回はタントカスタムLA600Sの車検が近づいてきましたので、足回りのメンテナンスをやっていきます。
車検料が高額になるパーツと言えばコイツですね。
タイロッドエンドブーツです。
このパーツ実は部品代は数百円ですが工賃が1万円程するDIYしがいのある消耗品です。
交換は比較的簡単ですので是非チャレンジしてみて下さい(^^♪
タントカスタムLA600Sのタイロッドエンドブーツはコレを使いました。
大野ゴムのDC-2686です。
汎用品ですがコレで十分です。
今回の記事で使用した私のおすすめ専用工具です。
ストレートのタイロッドエンドセパレータです。
特に足回りの作業はしっかりとしたメーカーの物をご購入下さい(^^)/
まずは車両をジャッキアップ後ウマをかませてタイヤを外します。
両側のタイヤをジャッキアップさせると作業効率が上がります。
作業しやすいようにハンドルをきってタイロッドエンドブーツを外側に出します。
まだ破れてはいませんが、ヒビが入っている為そろそろ交換時期ですね。
是非破れる前に交換して下さい。
破れた後だと掃除が大変ですし、何よりタイロッドエンドが破損し余計な出費が増える原因となります。
これは私のオリジナルの方法ですが、タイロッドエンドとナックルを分離する前にタイロッドエンドとブーツを分離させておきます。
マイナスドライバーをタイロッドエンドとブーツの間に差し込み、ハンマーなどでドライバーの底を叩きます。
こんな感じで隙間を空けておくと後の作業が楽になります。
特に雪国の車両は融雪剤が付着し、タイロッドエンドを外した後にブーツを外そうとするとなかなか苦労します。
結局やらなくてはいけない作業ですので、タイロッドエンドが固定された状態でブーツを外した方が私は効率が良いかと思います。
タイロッドエンドを固定しているナットを外します。
14ミリのメガネレンチで外しても良いのですが、今回はインパクトレンチを使いました。
最近購入したマキタのTW300DZというインパクトレンチですが、これ本当にイイですよ!!
軽くてコンパクトでパワーがあり、何よりコードレスで作業効率が上がります。
足回りのメンテナンスをやってみようという方には是非お勧めです。
バッテリーは別売りです。
予算の関係上で非純正品を使っておりますが、全然問題ないですね。
メガネレンチでナットが共周りして外れない場合は、タイロッドエンドセパレーターでナックルとタイロッドエンドを締め込むと供回りはしなくなります。
詳細はこちらの記事で(^^)/
ナットが外れたら外したナットを緩く付け直しタイロッドエンドセパレーターをブーツ部へ差し込みます。
できれば別で14ミリのナットを購入しておくとナットの破損も予防できます。
タイロッドエンドセパレーターのボルト部を締めると、タイロッドエンドが持ち上がり外れる仕組みですが、必ずボルト部をある程度締めたらハンマーでセパレーターの後部を叩いて下さい。
ボルトを締める力のみで外そうとすると工具が破損します。
このハンマーの打撃でタイロッドエンドを外す気持ちで勢いよく打ち込んで下さい(^^)/
少しびっくりする音で外れます(;’∀’)
タイロッドエンドを180°回転させ、先ほど空けた隙間にマイナスドライバーを差し込みブーツを外します。
ブーツが外れたらグリースを綺麗にふき取ります。
使い古しのTシャツなどが生地も薄く使いやすいかと思います。
新旧比較です。
ゴムの弾力が無くなり潰れています。
タイロッドエンドの駆動部とブーツの裏にグリースを塗ります。
塗りすぎるとブーツをはめた時にパンパンになりますので気持ち少ないくらいがちょうど良いです。
使用するグリースに関しては賛否があるかとは思いますが、私は↑の様な安いグリースで十分かと思います。
強烈な摩擦熱が発生する場所ではありませんので、グリースとして最低限の機能を持っていれば大丈夫です。
グリースが塗れたらブーツをはめ込んでいきます。
安いのを見つけので、今回からは32ミリのソケットを導入してみました。
タイロッドエンドにブーツを装着し、ソケットをかぶせて上からハンマーで叩くと圧入ができます。
ブーツとタイロッドエンドの密着を全周囲確認します。
この方法で全く問題はないのですが、なんとなく私の従来のやり方の方がしっくりくるので、片側は私のオリジナルを紹介したいと思います。
まずはホームセンターでタイロッドエンドブーツ直径の塩ビパイプを買ってきます。
これはTS-S25という型番です。
これをタイロッドエンドブーツの高さ程度に糸ノコなどでカットします。
これをタイロッドエンドに装着し、タイロッドエンドセパレーターで締め込んでいきます。
当然結果は同じです(笑)
ブーツの圧入がでたらナックルにタイロッドエンドを組み込みます。
冒頭でもお話しましたがタイロッドエンドのボルトが供回りしてしまう際は、↑の様にタイロッドエンドセパレーターでナックルとタイロッドエンドを挟んで締め込み、固定ナットを締めると上手く締め込めます。詳細はこちら
15万キロを超えた車両などで2度目のブーツ交換をする気が無い場合は、インパクトレンチで締め込んでも良いかと思います。
我が家のタントカスタムはまだまだ乗る予定ですので丁寧にレンチで締めました(*’▽’)
新品はイイですね(^^♪
道具さえあれば比較的簡単な作業ですので興味のある方は是非チャレンジをしてみて下さいね(^^)/
ロアアームブーツもそろそろ交換時期です(;’∀’)
交換方法はまた更新しますね~(^^)/
お楽しみに(*’▽’)→更新しました。ロアアームブーツの交換方法LA600タントカスタム編
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