【第2章】~ハーネス取付編~30プリウス助手席スマートエントリー化方法
前回からの続きです。
今回は30プリウス助手席スマートエントリー化で最も難関とされるドアハンドルからの配線(ハーネス)を取り付けていきます。
難関と言っても少しコツが要るだけで作業自体は決して難しくありません。
それでは張り切って行きましょう!!
まず準備するのはこいつです。
これは30プリウスGグレードに純正で装備されている助手席側ドアのハーネス(配線)です。
純正品番:89746-47050 品名:エレクトリカルキーワイヤ ハーネス NO.2
これもドアハンドルと同様お近くのディーラーにてご購入下さい。
純正ハーネスは楽天でも購入できるようです。
運転席側と助手席側は品番が違います!
必ず助手席側を買ってくださいね!!
赤矢印のコネクターをドアハンドル裏のカプラーに接続し、青矢印の青コネクターを車両から出ている青いカプラーに接続して赤〇の出っ張りをドアに固定すれば完了ですが、コネクター類はハーネスが通った後に接続して下さい!!
コネクターを最後に接続した方が作業効率が上がります。
最終形態はこんな感じになります。
それでは早速作業開始です!
まずはドアハンドル裏の構造を理解してください。
ハーネスをシルバーのレバーの裏を通し、さらに窓枠の裏を通します。
↑大変分かりやすいイラストがネットに落ちておりましたので使わせて頂きました。
感謝です(^^ゞ
窓が下りるとこんな感じになります。
もうお分かりですね?
窓枠の裏を通さないと、窓が降下した時にハーネスが干渉して大惨事になります。
今回の作業が難関と言われる理由はこのエレクトリカルキーワイヤ ハーネスの硬さにあります。
ハーネスの形状記憶が強すぎて柔軟さがないため、ドア裏の作業がやりづらくなっていまうのが原因です。
この対策としてちょっとしたコツをご紹介します。
青いコネクター側からハーネスを通してみて下さい。
青いコネクター側の線は柔らかくできており、比較的簡単に通せます。
コネクターが窓枠の裏を通ったらゆっくりとハーネスにテンションをかけないよう引っこ抜きます。
ハーネスが通ってしまえばあとは簡単です。
ドアハンドル裏のカプラーにハーネスのコネクタを接続し、ハーネスを固定する出っ張りをドアハンドル裏のプラスチック部穴に差し込みます。
窓枠辺りにもハーネス固定用穴があるため内張り剥がし等で差し込みます。
赤〇のハーネス固定用の出っ張り2ヶ所をドアの穴に差し込み、矢印の青色コネクターとカプラーに接続したらこの章は終了です。
必ず窓の開閉を確認し、干渉がない事を確認してから内張りを戻して下さいね!
次回はいよいよ最終章です。
運転席側と助手席側のドアロック配線の結合を行います。
おたのしみに~(^^♪→更新しました