【DIY】ファンベルト(Vベルト)の交換方法LA600Sタントカスタム編
前回のストレッチベルト交換編に続き、今回はファンベルトの交換方法を紹介します。
ダイハツ車のエンジン特に雨の日にキュルキュル異音した事はないでしょうか?
この原因の多くはこのファンベルトが滑る事によって鳴っています。
以前ベルトの張りを調整する事で一時的に治まっていたベルト鳴きですが1年程で再発( ;∀;)
ダイハツでの修理見積もりの記事はこちら
DIY でのベルトの張り調整方法の記事はこちら
今回は以前諦めたファンベルトの交換をDIYしたいと思います。
まずはストレッチベルトを外します。
いきなりクランクプーリーが出ましたが、ここまでの作業は前回の記事を参考にして下さい。
クランクプーリーを車両下から覗くとこんな感じでファンベルトが張ってあります。
車種にもよりますがファンベルトとは、ウォーターポンプとオルタネーターを繋ぐこのベルトです。
昔の車はファンもベルトで回していた為ファンベルトと言っていましたが、取説にはファンベルトと記載があるためファンを回していなくてもファンベルトでよいみたいです(;’∀’)
よくVベルトとも言いますが、今の車は正確にはVリブドベルトです。
ベルトの溝がV字に1個なのか複数なのかの違いです。
ストレッチベルトの外し方はこちら
ストレッチベルトを外したら10ミリのアジャスターボルト(張り調節ネジ)を一杯まで緩めます。
ベルト張りが心配な方はこのアジャスターに油性ペンで位置をマーキングしておくと良いかと思います。
私は以前ベルト調整を行っており、初期の位置は不明ですのでこのまま行きます!
続いてオルタネーター上下の14mmのボルトを緩めますがこのボルトが異常に固い( ;∀;)
以前ベルト調整DIYを諦めたのはこのボルトが外れなかった為です(/ω\)
しかしこの1年間で私は成長を遂げました!!
新しい工具を買っただけですが(笑)
購入したのはコレです。
ロングスピンナーハンドルです。
1000円チョットで買えました(*’▽’)
スピンナーハンドルにディープソケットを取り付け作業しております。
やはり工具は大事ですね(^^♪
以前はかなり苦労しましたが一瞬でボルトは緩みました(笑)
最初から買っておけば良かった( ;∀;)
ボルトが緩んだらラチェットレンチに切り替えます。
ストレッチベルト交換編でも出てきましたがアストロプロダクツのラチェットレンチがお勧めです(^^♪
上下のベルトが緩んだらオルタネーターを手で押し上げベルトを外します。
取り外したベルトはこんなに溝が深くなっていました(;’∀’)
新旧比較(*’▽’)
こりゃ滑るな(;’∀’)
最近のベルトは切れないと聞きましたが確かにヒビ割れは全くありません。
ただ溝が深くなり縦に裂けることはあるかと思います。
新品のベルトはコレを購入しました。
グレードや年式によって品番が変わることがありますので必ず車両確認の上ご購入下さい。
新品のベルトをプーリーの溝へ確実に掛け、アジャスターのボルトを締めベルトを張ります。
ベルトの張り調節具合が難しいかと思いますが、私のやり方を紹介したいと思います。
赤矢印の位置から親指で思いっきり押し、5mm~10mmたわむくらいで調節すると良いかと思います。
張りすぎはプーリーやポンプの破損に繋がりますし、緩すぎは早期のベルト鳴きに繋がります。
張りすぎず、緩すぎず…参考までに(^^)/
ベルトの張り調整が出来たらオルタネーター上下のボルトを締め、ストレッチベルトを付けたらエンジンをかけます。
ベルトの回転を確認し、ベルト鳴きが無ければカバー類やタイヤを元に戻します。
作業は以上となります。
ベルト交換後1ヶ月が経ちましたが、ベルト鳴きの再発はありません。
道具さえ揃えばさほど難しい作業ではありません。
是非チャレンジしてみて下さいね(^^)/
今回も最後までありがとうございました!